伏見に根差す、地域密着型ラジオ局って?

November 20.2015

みなさん、こんにちは! 龍谷大学まちや七彩コミュニティの田村です。

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今回私たちは、京阪 伏見桃山駅から徒歩5分のところにあるラジオ局、

「京都リビングエフエム FM845」に取材に行ってきました。

 

『リスナーと共に歩む 「地域密着型のユニークな番組」』を制作している、

コミュニティFM放送局の魅力に迫ります!

 

今年で開局20年。

地域と共に歩んできたこれまでのこと、そしてこれからについてお聞きしました。

 

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▲今回取材に応じてくださった宇佐美さん

―ターゲットにしている地域を教えてください。

「元々は認可事業で伏見区と南区をカバーするためにできたラジオ局です。

 電波は京都市全域、宇治市や枚方市にも届いていて、聴いてくださってる方々がいます。」

最近では自社制作の番組に限り、インターネットを使えばどこでも聞くことが出来るそうです。

なんと海外からのリスナーさんも!

 

―ターゲットにしている年齢層を教えてください。

「開局時から中高年を対象としています。」

 その理由は、伏見区は中高年の方が多いからだそう。他局との差別化も図れます。

 1か月に300通ほど曲のリクエストが届いており、50代後半~60代の方が一番多いそうです。

 男女比は6:4ほどで男性の方が若干多いとか。

 

 

また、中尾社長からラジオの利点についてのお話もお伺いすることができました。

「ラジオは電波さえ拾えれば簡単に聴ける。特別な手間がいらない。

ネット、テレビなどと違い、電池と本体があれば誰でも簡単に聴くことができる気軽さが、

所謂『情報弱者』と呼ばれる人たちにとって大事な情報源。」

 

コミュニティ放送局の根底には、災害など非常事態でインフラとしての役割もあり、そういう面も考え、ラジオを日ごろから聴いてもらえるように意識しているとおっしゃられていました。

なるほど、勉強になります!

 

―ラジオ局で働いていて郷土愛を感じた時はありますか?

「リスナーさん自身が伏見のこと(町の変化や町の歴史)について語ってくれる時。地域の方と作り上げていくラジオだとも感じます。」

地名の読み方、お祭りの起源なども地域のリスナーさんが教えて下さったりすることもあるそうです。

 

コミュニティ放送局というのは、地元のリスナーさんと共に番組を作り上げている部分が多くあるようで、他の放送局では感じられない、郷土愛にあふれた温かさを感じられます。そんな番組を作っておられるのがFM845の大きな特徴のようです。

 

―今後の展望をお聞かせ下さい。

「地域の人に聴いてもらうこと。20年前も、おそらくこれからも変わらない。

 地域には高齢になり孤立してしまっている人もいて、人と関わらないと情報が入ってこない。それだけでなく、生活していく上で、人と接していないと楽しいとか美しいとか、そういう感性も鈍ってしまうように思う。そんな人たちがラジオを聞くことで再び社会と繋がるきっかけになったら本当に嬉しい。」

 

 単なる娯楽という面だけでなく、人と人とを繋げる架け橋にもなっているということを今回の取材で勉強させていただきました。

 ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

インタビューのあと、私たちは局内を見学させていただきました!

ここが放送室...!

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▲『ON AIR』の文字が‼

 

なんと特別に生放送中の室内に入らせていただきました!

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▲『845歌謡ベストテン』放送中、パーソナリティーの石井 まり子さん

 

目の前でラジオが作られているという状況に私たちは大興奮!

(もちろん騒いだりせず、静かに興奮!)

 

 

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▲ミキサーの方が座っておられます。音楽をかけたり音をいじったりするための専門の機器を、自在操るさまがかっこよかったです!

 

 

 

最後に、今回の取材で普段見ることの出来ないラジオ局の裏側、製作者サイドの思いをお聞きするなど、貴重な経験をすることができました。取材に応じてくださいました中尾社長、宇佐美さん、並びに『京都リビングエフエム FM845』の皆さま、本当にありがとうございました。

 

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■株式会社京都リビングエフエム

 

京都市伏見区京町大黒町115-3 

TEL:075-602-0845

FAX:075-605-2806

http://www.fm-845.com/index.html

 

 

取材日:2015年10月19日

 

記者:

田村勇人(龍谷大学法学部二回生)

取材協力:

  入口晴圭(龍谷大学部政策学部三回生)

 福田有梨(龍谷大学法学部二回生)

 津田翔太(龍谷大学国際学部一回生)